日吉台自主防犯推進会の活動
日吉台自主防犯推進会の会長 山下英子さんの活動をご紹介します。

平成16年秋、小学一年生が下校中、不審者に後をつけられることが連続して3回も発生しました。
この事から、地域を挙げて下校の見守りが必要と事案がまとまり平成17年4月に設立され
平成19年度からは会長を引き受け現在も活動を続けられておられます。

何処の地域にも起こりうる可能性が否めません。
登下校の見守りがいかに大切か、また見守りをすることに寄って地域との交流が厚くなり
安心を頂く事で笑顔が生まれます。
民生委員主任児童委員などの経験を生かし多方面での活動を基に児童への愛情を
100%発揮されています。
「青パトの車両で周辺をパトロールもしています」


4月は新一年生が早く下校するため一日4回の見守りと、4月後半からは登校の見守りに
朝は7時頃から青パトで周辺を巡回し、7時30分頃から各指定された見守りポイントで立っています。

下校も低学年、高学年の下校時間に合わせ安全を
願って2回見守りをしております。

「日吉台小学校」  「校門前の横断歩道で校長先生と下校時の見守り」
日吉台小学校の校舎南面には笑顔満開の文字が揚げられています。

下校時の生徒さんも笑顔満開です。見守りのおじさん、おばさんに
「さようなら」「気を付けてね〜」と声をかけながらの対応に温かいものを感じました。

日吉台は新興住宅地として大阪京都などにも通勤通学が時短で可能と言う立地条件もあって
湖西線沿いに大規模団地として造成された所です。
JR湖西線の坂本駅から団地まで比較的頻繁に循環バスが運行されています。
広くゆったりと建てられた家々、幅広い道路と閑静な住宅街です。
しかし、年数が経った現在では空き家も多くなり地域の皆さんと対策を模索中だそうです。
山下会長にお話を伺うと自主防災総会員数は約400名ですが現在は約50名の皆さんが
地域、学校と協力しながら活動をしておられるようです。
何処の地域でもある様に、体調不良等で活動から遠のくこともありうるものの
全般的に良い交流が生まれており協力しながらの一日一日だとお話くださいました。

各年度の事業は盛り沢山ですが29年1月の盛り上った餅つき、どんど焼きのスナップをご紹介します。


「もちつき大会」は昔ながらの杵つきもちの風情が伝わります。

新しいことに加え、「どんど焼きまつり」も昔ながらの習わしなどを
後世に伝承し、交流を深めておられることがよく伝わってくる写真だと感じました。

活発に活動されている会長の山下さん、気さくにお話しくださった校長先生、
各ポイントで見守っておられる会員の皆さん、見守りに感謝して取材させていただきました。 

びわこシニアネット更新メンバー Y・O